第七観測所

SFとかゲームの文章が多め。映画も観ます。

俺と迷宮の中で

 

先月始めた『世界樹の迷宮Ⅴ』だが、ようやく第1層のクリアが見えてきた。基本的にRPGは必ず勝てるレベルになるまで戦いを挑まないスタイルなので、もうすこし時間はかかると思うが今週中には次の階層へ行けるだろう。そんな見通しが立つほど気が付けば『世界樹の迷宮』シリーズはプレイしてきたわけだが、前作から続けて遊んでいるせいかどうしてもあれやこれや比べてしまって純粋に楽しめていないような気がしている。思えば、というか3DS本体に記録されているプレイ時間を見てみれば一番長く遊んだのはⅡなのだ。もう一度挑もうとは思わないが、あの厳しめのバランスが自分にとってよかったのかもしれない。

今回の世界樹は料理とか、ユニオンスキルとか、単純なキー操作の部分とかでも「もうひとつだな~」と感じる部分があって、そこがいまいちのめりこめていない理由なんだろうと思う。あと、せっかく説明書があるのだからもう少し参照しやすくしたほうがプレイヤーのはず。プレイ中いつでもどこでも読める!って感じにしてほしかった。説明を繰り返さなくても理解できるほどシステムを作りこむというのは難しいだろうから、せめて読みやすさは追及してほしい。そういえばゲームソフトのオンラインマニュアルで読み応えを感じた経験は今のところないので、メーカーさんには頑張ってほしいところである。紙の説明書ならば『俺の屍を越えてゆけ』は読み物としても面白かったし、『ベルデセルバ戦記』とか設定資料がおまけで載っているゲームもよかった。ゲームシステムとシステムの操作性とデザインを総合的にうまく組み合わせたなと感じたのは『フロントミッション オルタナティブ』だが、これは(プレイ人口が少ないので)共感してくれる人はあまりいないのだろうなあ。

ここまで書くのに予想外に時間をとってしまった。今日はもう『世界樹の迷宮』を遊ぶ時間はないかもしれない。今のところは不満足のもやもやをどこかにかかえながら迷宮を探索しているが、次の階層ではもう少し違った感想を持つこともあるだろう。そのときはまたここに今日の続きを書いてみようと思う。