第七観測所

SFとかゲームの文章が多め。映画も観ます。

俺とさまよえる方向性再び

うーん、このブログはどこに向かっているのだろうか。前回はですます調にもしてみたが、全体の中では違和感のあるエントリになってしまった気がするし、どうにも一貫性というものがない。いっそ「一貫性のないことを一貫させていく」というスタイルのブログを目指そうかとも考えたりしたが、それも苦労する割に誰も幸せにならないような気がしたのでやめることにした。このブログは『第七観測所』という名前だが、今のところ観測どころではない感じである。まあ仕方ない。こうして迷いながら進んでいくことにしよう。かっこよい姿とはお世辞にも言えないが。

と、これで今日を終わらせるのもなんなのでゲームの話でも書こう。唐突だが、俺がゲームメーカーの中で一番好きなのはナムコである。ナムコバンダイではない。まだゲーム業界に夢と希望があふれていたころ、輝いていたナムコである。マッピーとかゼビウスとかは今でも効果音をメールの着信音にするくらい好きだ。あの時期のポップでセンスの良いゲームデザインと音楽のマッチ具合は大したものだと思う。『ボスコニアン』や『グロブダー』、『バラデューク』など世界観が変わっても「ナムコらしさ」というのは確実にあって、小学生の俺でさえ「これもナムコのゲームか、やってみよう」と思うくらいの安定したクオリティーを保っていた。過去の自社のキャラクターを大事にするところも俺が好きなところだった。ゲームを売ることだけではなく、ゲームをする人たちの気持ちも考えてくれるメーカーだなあというのがナムコの印象だ。

こうして書くとレトロゲームだけが好きなのかと言われるかもしれないが、プレイステーション以降のソフトもけっこう遊んだ。『リッジレーサー』はプレステ本体と同時に買ってやりこんだし、『エースコンバット』シリーズも『ミスタードリラー』も『塊魂』もかなりやった。合間に『ナムコミュージアム』もプレイして昔を懐かしみつつ、おっかなびっくりで『アイドルマスター』もプレイしてそれなりにはまった。『テイルズオブ』シリーズはエターニアくらいまでしかついていけなかったが。

これからのナムコは・・・まあナムコバンダイになって「らしさ」はだいぶ薄れた気もするからそこまで期待はしていないけれど、スイッチとか新しいゲームハードも発売される時代はまだ続いているし、また新しくてちょっと変わっていて面白いゲームを作ってくれることを期待してやまない。いや、『リッジレーサー』の新作でもいいんだけど。『アブノーマルチェック』のリメイクでもいいんだけど・・・。